高精度なAI応答と手厚い支援でスムーズに導入

 

── 導入いただいた一番の決め手について教えてください

AIによる応答だけでなく、シナリオの設定も行える点が導入の決め手でした。これにより、一定以上の回答精度を安定して担保できると判断しています。
さらに、自社で保有するドキュメントやURLを読み込ませることができるため、日々の運用の中で回答精度を継続的に高められるのも大きな魅力です。
あわせて、イベントやキャンペーンといったタイムリーな情報も柔軟に反映できる点にもメリットを感じています。

 

── 導入にいたるまでの伴走支援はいかがでしたか

こちらからの質問に対しても都度丁寧にご対応いただき、特に大きな問題はありませんでした。ボットの構築も直観的でわかりやすいUI/UXになっています。
ただし、欲を言えば、導入までのフローがマニュアル化されていると、社内の担当者にスムーズに引き継ぐことができ、より円滑に進められたかもしれません。

 

 

高精度な回答と改善体制で現場負担を軽減し顧客満足度向上へ

 

── 解決したいと考えていた課題を教えてください

導入の目的としては、大きく2つあります。
まず1つは、店舗や本社への問い合わせ件数を削減し、スタッフの対応工数を軽減することです。これまで電話やメールで個別対応していた内容を自動化することで、現場の負担を大きく減らすことを目指します。
もう1つは、顧客満足度の向上です。問い合わせに対して即時に回答できる仕組みを整えることで、お客様をお待たせすることなくスムーズなご案内が可能になり、サービス全体の印象向上にもつながっています。

 

── 生成AI/RAGサービスを検討されるにあたり、重視していたポイントは何ですか

導入にあたっては、回答精度の高さと、継続的に運用・改善できる体制が整っているかを重視していました。
一時的な精度ではなく、運用を重ねる中で内容をブラッシュアップし続けられるかどうかが、長期的な活用において非常に重要だと考えていたからです。

 

 

スムーズな運用と今後の満足度向上施策に手応え

 

── 導入後の実感された効果についてお教えください

基本的には大きな問題もなく、スムーズに運用できています。
もともと他社のシナリオ型チャットボットを利用していたこともあり、今回の乗り換えによってどれだけ満足度が向上したのかを、より定量的に可視化できると効果を実感しやすいと感じています。
そのため、今後は回答後に満足度アンケートを自動で実施したり、満足いただけなかった場合にはスムーズに問い合わせフォームへ誘導できるような仕組みも組み込めると、さらに利便性が高まると考えています。

 

── chai＋を使って、さらに（将来的に）実現したいことはございますか

現在は、回答できなかった質問への対応精度を高めるための学習や、イベント・キャンペーンページの情報登録を進めている段階です。
今後、イレギュラーな内容を除いた多くの問い合わせに正確に対応できるようになったタイミングで、問い合わせ窓口をchai＋に一本化し、さらに直接対応の工数削減を図っていきたいと考えています。