奈良先端科学技術大学院大学 数理情報学研究室 教授
池田 和司氏
PROFILE
1994年東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻博士課程修了、博士(工学)。同年、金沢大学工学部電気・情報工学科助手、1998年京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻講師、助教授を経て2008年奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報生命科学専攻教授に就任、現在にいたる。数理生命科学を中心に、機械学習や信号処理に関連した理論モデルの数理的解析を研究している。
AIの劇的な進歩は、社会やビジネスの在り方を大きく変えようとしている。もはや、AIが持つ可能性を理解しておかなければ、時代の趨勢を読むことはできないと言っても過言ではない。
単に「AIがブームだから」と浮足立っているだけでは、AIの本質は見えてこない。AIという言葉が市民権を得た今こそ、地に足を付けてAIに真摯に向き合っていく姿勢が求められる。
その重要性をより多くの経営者やビジネスパーソンに認識してもらうために、本ブログでは日本を代表する人工知能研究者にAIの現在地や未来像を語ってもらう企画を立ち上げた。
数理工学という「方法論」を武器に、分野横断で社会課題を解決する奈良先端科学技術大学院大学(以下、NAIST)教授の池田和司氏。
本インタビューでは、静岡での原体験から東京大学での学び、そしてNAISTにおける産学連携と教育改革まで、その歩みを辿る。
前編では、池田氏の多彩な研究分野やNAISTの特徴などについて聞いた。
中編では、2026年3月に発売された共著書の執筆意図や池田氏が手掛ける排便予測や脳疾患研究の進展などについて聞いた。
後編では、AI時代に不可欠な能力やスポーツにおけるデータ活用の可能性などについて聞いた。
【こんな方に、ぜひ読んでいただきたい】
〇AIやデータサイエンスの本質を理論と実務の両面から理解したい学生・社会人
〇産学連携や異分野融合による研究・事業開発に関心を持つ研究者・企業担当者
〇AI時代に必要なスキルやキャリアの考え方を模索している若手人材
▶ 前編:「方法論の工学」で世界の課題を解く――数理工学者・池田和司氏が語るAI時代の研究、教育、そして人間の価値(前編)
▶ 中編:「方法論の工学」で世界の課題を解く――数理工学者・池田和司氏が語るAI時代の研究、教育、そして人間の価値(中編)
▶ 後編:「方法論の工学」で世界の課題を解く――数理工学者・池田和司氏が語るAI時代の研究、教育、そして人間の価値(後編)