PHPの脆弱性「PHP2shell」によるchai+への影響とセキュリティへの取り組みに関する告知バナー

更新日:2026.10.23

 

お知らせ | セキュリティ

― 2026年10月に公表されたPHPの重大な脆弱性(CVE-2026-109618/CVE-2026-109619)について、chai+(チャイプラス)への影響と、弊社の対応・今後の取り組みをお知らせします


 2026年10月、Webサイトやサービスで広く使われているプログラミング言語PHPに、重大な脆弱性が公表されました。通称「PHP2shell」と呼ばれ、JPCERT/CC(JPCERTコーディネーションセンター)やIPA(情報処理推進機構)も注意喚起を出しています。


AIチャット&検索サービス「chai+(チャイプラス)」をご利用のお客様、ご検討中のお客様に向けて、この脆弱性によるchai+への影響と、弊社の対応、そしてAIを使った攻撃が広がる時代のセキュリティへの取り組みをお知らせします。

 

結論:chai+への影響はありません
① chai+(ユーザー画面・管理画面・API)はPHPを使用していないため、今回の脆弱性の影響はありません。
② chai+のサービスサイトやコーポレートサイトなど、弊社が運営するWebサイトについても影響がないことを、全社で確認しました。
③ お客様側での対応は不要です。ただし、chai+を設置しているお客様の自社サイトがPHPで動いている場合は、そのサイトの更新をご確認ください(後述)。

 

 

 

chai+への影響


 

chai+は、PHPを使用していません。ユーザーが利用するチャット画面、管理画面、APIのいずれもPHP以外の技術で開発・運用しているため、今回の脆弱性による影響はありません。

 

また、chai+のサービスサイトやコーポレートサイトなど、弊社が運営するWebサイトについても、影響がないことを確認しています。

 

| chai+を設置しているお客様へのお願い

 

chai+そのものへの影響はありませんが、chai+のチャットを設置しているお客様の自社サイトがPHPで動いている場合は、そのサイトが今回の脆弱性の影響を受けている可能性があります。サイトを管理する部署や制作会社に、PHPのバージョンと更新状況をご確認ください。確認の観点は、JPCERT/CCの注意喚起とIPAの注意喚起に詳しくまとめられています。

 

 

AIを使った攻撃が広がる時代に向けて


 

今回の脆弱性について、発見にかかわったセキュリティ企業Wizは、自社ブログで「PHP2Shell: AI uncovers critical RCE vulnerabilities affecting 70% of the Internet」と題し、AIを使って脆弱性を発見したと発表しています。AIは守る側だけでなく、攻撃する側にとっても、弱点を速く・大量に見つける道具になりつつあります。

 

こうした流れを受けて、弊社ではAIを悪用した攻撃への対策を、あらためて検討・強化しています。具体的には、次の2つの観点で取り組みを進めています。

 

観点

想定する攻撃

取り組みの方向性

脆弱性の発見が速くなる

AIで弱点が短時間に見つけられ、公表から攻撃までの時間が短くなる

リスクレベル別の迅速な対応を継続し、情報収集と対応の体制をさらに強化

AIそのものを狙う

AIに想定外の動作をさせる、見せてはいけない情報を引き出そうとする

AIが参照できる情報の範囲を制限し、回答の根拠と承認の仕組みで誤った回答を防ぐ

 

| chai+にすでに備わっている仕組み

 

chai+には、AIを狙った攻撃や、AIによる誤った回答のリスクを抑えるための仕組みが、すでに備わっています。

 

chai+のセキュリティと信頼性の仕組み
学習に使わない:お客様が入力したデータや登録した資料は、AIの学習に使わず、二次利用もしません。
見られる範囲を制限:SSO(シングルサインオン)、IPアクセス制限、部署・役職ごとの閲覧権限で、利用者がAIを通じて参照できる情報を制御できます。
根拠がなければ答えない:特許技術「トリプル検索」(特許第7851525号)は、資料に根拠が見つからないときは回答を生成しません(「トリプル検索とは?」)。
人が承認した答えだけを出す:特許技術「FAQ自動生成」(特許第7823852号)は、担当者が確認・承認したQ&Aだけを表示します(「FAQ自動生成とは?」)。

 

AIの導入にあたって確認したいセキュリティ要件は、「社内AIチャットボットのセキュリティ要件チェックリスト」にまとめています。より閉じた環境での運用をご希望の場合は、「ローカルLLMとは?」もご参照ください。

 

 

運営会社としての情報セキュリティ体制


 

chai+を開発・運営するデフィデ株式会社は、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格ISO/IEC 27001(ISMS/登録番号 IS 541988)と、個人情報保護のプライバシーマーク(JIS Q 15001)の認証を取得しています。会社全体の情報セキュリティと個人情報保護の仕組みのもとで、今回のような脆弱性への対応を行っています。

 

👉デフィデ株式会社の取得認証一覧はこちら

 

 

 

まとめ


 

2026年10月に公表されたPHPの脆弱性「PHP2shell」について、chai+はPHPを使用していないため影響はありません。弊社が運営するWebサイトについても、全社で影響がないことを確認しています。弊社は今後も、リスクレベルに応じて必要な対応をするとともに、AIを悪用した攻撃への対策を強化し、お客様に安心してchai+をご利用いただけるよう取り組んでまいります。

 

本件に関するご質問や、chai+のセキュリティについてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

 

 

出典・参考

※ 本記事は2026年10月時点の情報にもとづいています。脆弱性の詳細や対策は、PHP公式・JPCERT/CC・IPAの最新情報をご確認ください。chai+はデフィデ株式会社が提供するサービスです。

 

 

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