品質保証の測定室で、実体顕微鏡の前に座るベテランと、隣に立つ若手の担当者。2人とも白衣と青いヘアキャップ、保護メガネ、マスクを着け、黒い定盤の上の小さな金属部品を確かめている

品質保証・品質管理向けchai+ AIエキスパート その不具合、
前にも見た人の目で
確かめる。

品質保証のエキスパートが、不具合の報告を受けたときに何をどの順で確かめるかを判断軸として登録します。担当者は、似た過去の事例と最初に確かめる項目を、根拠の記録とあわせて受け取れます。

※写真と画面はイメージです。架空の部品と記録を例にしています。

About

品質保証・品質管理向けの
AIエキスパートとは?

品質保証のエキスパートが、不具合の報告を受けたときに何をどの順で確かめるかという判断軸と、検査基準書や過去の不具合報告などの社内資料を登録し、担当者が初動や判定、報告書づくりの前に相談できるようにする、chai+ AIエキスパートの活用方法です。

相談する人
品質保証・品質管理の担当者
照らし合わせる観点
品質保証のエキスパートの判断軸
人が決めること
判定・出荷の可否・お客様への回答

72 hours

不具合の報告から72時間。
いつ、何を聞けるか。

お客様から「打痕がある」と連絡が来た、という架空の例です。担当者が迷う場面ごとに、AIエキスパートが返すものと、人が決めることを並べました。

項目 0h現品が届く 24h現品と記録を突き合わせる 72h報告書を出す前に
場面の写真 検査室の白い台で、封をした透明な袋の部品を白いトレーに移す若手の担当者と、隣で見守る品質保証のベテラン 限度見本と返ってきた部品を2つのトレーに分け、ピンセットで1つずつ見比べる品質保証の2人 実体顕微鏡の前に座るベテランと、隣に立つ若手の担当者が、部品を確かめている
担当者の問い お客様から打痕の報告。最初に何を確かめればいい? 寸法は基準内。でも打痕はある。これは不良になる? 原因と対策の書き方、これで伝わる?
AIエキスパートが返すもの 確かめる順番:外観を限度見本 L-12 と比べる → 同じロットの在庫と出荷先 → 似た事例 No.0731根拠:検査基準書 5.3/ロット管理の手順 2章 外観の打痕は、寸法ではなく限度見本で判定する決まりです。L-12 で過去に判定した例と、判定に迷ったときの相談先根拠:限度見本 L-12 の判定記録 過去の回答書で差し戻された書き方の抜け(原因の掘り下げの深さ、再発防止の期限)根拠:お客様への回答書の控え/監査の指摘記録
人が決めること 判断出荷を止めるか 判断良品か、不良か 判断お客様への正式な回答

※返品 R-0731・限度見本 L-12・不具合報告 No.0731 は架空の例です。どの項目をどの順で返すかは、品質保証部門と相談して決めます。

Judgment

品質の判断は、
3つの「ものさし」でできている。

基準書に書かれた数字だけでは、判断はそろいません。エキスパートが無意識に使い分けている3つのものさしを分けて登録すると、担当者が迷う場所がはっきりします。

  1. 基準

    数字で決まること

    寸法、公差、検査の抜き取り数など、検査基準書に書かれている決まり。

    AIエキスパートが手伝うこと該当する基準書の章と数字

  2. 限度見本

    見て決めること

    傷や打痕、色むらのように、見本と見比べて境目を決める判断。

    AIエキスパートが手伝うこと同じ見本で過去に判定した例

  3. 経験

    過去から決めること

    似た不具合の原因、効いた対策、お客様とのやりとりの記憶。

    AIエキスパートが手伝うこと似た不具合報告と、その原因・対策

判定そのものは、人が行います。AIエキスパートが示すのは、判断の材料と、その根拠の記録までです。

Sources

棚に眠っている記録が、
判断の根拠になる。

品質保証の部屋には、すでに判断の材料がそろっています。AIエキスパートは、その記録を探して、答えの根拠として示します。

お客様の名前や、お客様から預かった図面など扱いに決まりがある情報は、参照してよい範囲と閲覧できる人を決めてから登録します。

  • 検査基準書
  • 限度見本の写真と判定記録
  • 不具合報告と対策書
  • ロット管理の手順
  • お客様への回答書の控え
  • 監査の指摘記録

Getting started

品質保証部門の、
始めるときのチェックシート

いきなり全部の記録を登録する必要はありません。よく起きる不具合を1つ選び、エキスパートの確かめ方を言葉にするところから始めます。

  1. 対象の不具合を1つに絞る

    外観不良の初動など、くり返し起きて、担当者が迷いやすいものを選びます。使う担当者と、回答を確かめる責任者も決めます。

  2. 資料と閲覧範囲を決める

    検査基準書、限度見本の判定記録、不具合報告など、使う記録を選びます。お客様の情報の扱いもここで決めます。

  3. エキスパートに聞き取る

    報告を受けてから最初に何を確かめるか、判定に迷ったら誰に相談するかを整理します。1回60〜90分ほどで進めます。

  4. 過去の不具合で試して、直す

    実際に判定に迷った過去の例で試し、示した順番と記録が合っているかをエキスパートが確かめて、判断軸を直します。

導入の前後で比べる数字

  • お客様への最初の連絡までの時間
  • 報告書の差し戻しの回数
  • エキスパートへの問い合わせの件数
  • 回答が示した記録と、実際の記録との一致

Customers

chai+を導入している企業・団体

第一興商、アイセイ薬局、札幌大学、別海町、オープンハウス・アーキテクト、高千穂交易、コミックコンベンション、ファンタジーリゾート、フクト、Kuquluなど、民間企業から自治体・教育機関まで幅広くご活用いただいています。

Technology

chai+を開発・運営するデフィデ株式会社の特許技術

特許第7823852号「ユーザ選択の質問文に対して回答文を返信する情報処理装置、プログラム及び方法」

資料からAIが質問文と回答文を生成し、人が選んだものを登録する段階と、利用者が入力したキーワードから関連する質問を候補として示し、選ばれた質問に登録済みの回答を返す段階からなる技術です。デフィデ株式会社が2026年2月24日に登録を受けています。

J-PlatPat(特許情報プラットフォーム)で見る

media

ショート動画で見るchai+

YouTubeチャンネルで他の動画を見る

FAQ

品質保証・品質管理向けの
よくある質問

品質保証・品質管理向けのAIエキスパートとは何ですか?

品質保証のエキスパートが、不具合の報告を受けたときに何をどの順で確かめるかという判断軸と、検査基準書や過去の不具合報告などの社内資料を登録し、担当者が初動や判定、報告書づくりの前に相談できるようにする、chai+ AIエキスパートの活用方法です。似た過去の事例と最初に確かめる項目を、根拠の記録とあわせて示します。

良品か不良かの判定を、AIが行いますか?

いいえ。AIエキスパートが示すのは、登録された判断軸と記録に照らした確認の順番と、過去の判定の例です。良品か不良かの判定、出荷の可否、お客様への正式な回答は、これまでどおり品質保証の責任者など権限を持つ人が決めます。

検査基準書を読み込ませるだけでは、足りませんか?

基準書に数字で書かれていることは確かめられますが、限度見本の境目の判断や、似た不具合が過去にどう扱われたかは、基準書だけではわかりません。エキスパートが確かめる順番と、判定に迷ったときの考え方を言葉にして登録することで、初動で何から手をつければよいかを示せるようになります。

品質保証では、どんな資料を登録しますか?

検査基準書、限度見本の写真と判定の記録、不具合報告と対策書、ロット管理の手順、お客様への回答書の控え、監査の指摘記録などが候補です。お客様の名前や、お客様から預かった図面など扱いに決まりがある情報は、参照してよい範囲と閲覧できる人を決めてから登録します。

エキスパートの判断軸は、どうやって言葉にしますか?

品質保証のエキスパートに、不具合の報告を受けてから最初の1時間に何を確かめるか、どの記録を見るか、判定に迷ったときに誰に相談するかを聞き取ります。過去の判定の記録を使う場合は、結論だけでなく「なぜその判定にしたのか」も確かめます。

お客様への報告書づくりにも使えますか?

使えます。過去の回答書の控えや、お客様から差し戻された指摘を登録しておき、提出前の下書きで、原因の掘り下げや再発防止の書き方に抜けがないかを確かめる使い方を想定しています。提出する内容は、責任者が確認して決めます。

監査の準備にも使えますか?

使えます。過去の監査で受けた指摘と、そのときの是正の記録を登録しておき、同じ指摘を受けそうな手順や記録がないかを、準備の段階で確かめる使い方を想定しています。

AIが違う事例を示したときは、どうしますか?

回答に付いた記録の番号から元の報告書をたどり、記録の内容・判断軸・検索の範囲のどこがずれていたかを確かめて直します。直したあとは、同じ種類の不具合で確かめ直します。安全や法令に関わる不具合は、最初からエキスパートや責任者に回す決まりにしておきます。

効果は、どう測ればよいですか?

お客様への最初の連絡までにかかった時間、報告書の差し戻しの回数、エキスパートへの問い合わせの件数、回答が示した記録と実際の記録との一致などを、導入の前後で比べます。不具合の件数は月によって増減するので、始める前の数か月分を記録しておきます。

登録した資料や相談の内容は、AIの学習に使われますか?

使われません。登録した資料も、相談で入力した内容も、AIの学習には使わず、ほかの用途にも回しません。chai+を運営するデフィデ株式会社は、ISMS(ISO/IEC 27001)とプライバシーマーク(JIS Q 15001)の認証を受けています。

AIエキスパート全体のご質問は、AIエキスパートのページにもまとめています。

まずは、よく起きる不具合の初動から。

エキスパートの「確かめ方」を、
品質保証チームの共通の手順に。

どの不具合から始めるか、どの記録を根拠にするか。
品質保証・品質管理の部門での使い方や、まず1つの業務で小さく試す方法を、ご相談ください。