営業
営業エキスパート
営業担当者 × 営業部長の観点
提案書を部長に見せる前に、足りない点を教えて。商談で聞かれそうなことも知りたい。
- 設定するもの
- 提案書のレビューの観点、承認された過去の提案書、商談の進め方の指針
- AIが支援すること
- 不足している根拠の指摘、商談で聞かれそうな質問の洗い出し
- 人が判断すること
- 価格や値引き、受注するかどうか
※画面はイメージです。
About
AIエキスパートとは、社内の専門家(管理職・熟練者・業務の責任者)が大切にしている判断基準と業務知識を登録し、従業員の相談や資料のレビューに答える、chai+のボット種別です。
「この提案書で足りない点は?」「この設計はうちの流儀に合っている?」のように、答えが1つに決まらない相談に、専門家の観点に照らして確認すべき点と、その根拠となる社内資料を示します。部下が上司に相談する前の壁打ちの相手になります。
Problem
知識のある人は社内にいるのに、相談はいつも同じ人に集まります。忙しい上司を待つ間、資料は止まり、上司も同じ説明を何度もくり返しています。
01
提案書の確認、設計の相談。専門家は、似た質問への同じ説明に時間を取られ、複雑な判断や育成に手が回りません。
02
「部長はどこを気にするか」は、資料には書かれていません。担当者は出してから差し戻され、手戻りがくり返されます。
03
経験から身についた判断の観点は、言葉にされないまま人と一緒に移ります。後任が同じ水準に追いつくまで、時間がかかります。
How it works
AIエキスパートの品質を決めるのは、資料の量よりも「何を重視し、何を確かめるか」です。専門家への聞き取りをもとに、次の3つを設定します。
01
誰の、どんな相談に答えるのか。答えてはいけない領域や、人に引き継ぐ条件も決めておきます。
02
重視する順番、必ず投げかける質問、例外の扱い。専門家と一緒に、具体的な言葉に落とし込みます。
03
規程、承認済みの資料、過去のレビューのコメント。回答には、参照した資料名と該当箇所を示します。
AIエキスパートの設計シート(記入例)
Answer
提案書をAIエキスパートに見せたときの、回答の見本です。どの観点に照らした指摘なのか、どの資料が根拠なのかを分けて示すので、担当者は直す場所を迷いません。
A社_提案書_v3.pptx来週の商談で出す提案です。部長に見せる前に、足りないところを教えてください。
1結論
方向性は良好です。ただ、効果の根拠と導入後の体制が弱く、このままだと「数字はどこから?」と聞かれる可能性が高いです。
2良い点
ヒアリングで聞いた3つの課題が、提案の各章に対応しています。
3確認が必要な点
4次にやること
効果の試算の前提を1枚追加し、体制図を入れてから、部長に相談しましょう。
参照:提案レビューの観点_第3版.pdf「2. 効果の示し方」/B社向け提案書(承認済み)
指摘のひとつひとつが、設計シートのどの判断軸にもとづくかを示します。担当者は「部長が何を気にするか」を、指摘から学べます。
chai+の回答は、参照した資料名と該当箇所を示します。根拠が見つからないときは、推測で埋めずに確認をうながします。
回答は、登録された観点に照らしたレビュー案です。最終的な判断は、部長との相談の場で行います。
回答の型の例(資料のレビュー)
どの項目を、どの順で出すかは、AIエキスパートごとに設計します。左の見本は、色の付いた項目を使った例です。
※架空の提案書を例にした回答の見本です。回答の形は、AIエキスパートごとに設計します。
Use cases
判断の観点と参照する資料を整えれば、部門ごとに専門家のAIエキスパートを置けます。
3つの例を紹介します。
営業
営業担当者 × 営業部長の観点
提案書を部長に見せる前に、足りない点を教えて。商談で聞かれそうなことも知りたい。
開発
若手エンジニア × リードエンジニアの観点
このAPIの設計、レビューに出す前に、うちのチームの流儀に合わないところはある?
品質管理
品質保証の担当者 × 品質管理の責任者の観点
お客様から不具合の報告が届いた。最初に何を確かめればいい?似た事例はある?
※サービスの使い方を示す想定のシナリオです。特定の企業の導入事例や、測定した効果を示すものではありません。
Human-led AI
AIエキスパートは、専門家の代わりに決める仕組みではありません。相談の前の準備を整え、人と人の話し合いを、判断の中身に集中させるための仕組みです。
AIエキスパートが受け持つこと
人が判断すること
Getting started
対象の業務と専門家を絞り、役に立つか・回答は正確か・情報の扱いは安全かを確かめてから広げます。8週間で試す場合の進め方の例です。
1〜2週目
相談やレビューが多い業務を1つ選び、専門家(1〜2名)と利用者、責任者を決めます。使う資料と、閲覧できる範囲を確かめます。
3〜5週目
専門家への聞き取りから設計シートをつくり、回答の形と、評価に使う質問を用意して、限られた環境で設定します。
6〜7週目
専門家が回答を確かめ、利用者が実際の業務で使います。根拠の正しさと使いやすさを見て、設定を直します。
8週目
相談の準備にかかる時間、回答の正確さ、情報の扱いを振り返り、続ける・直す・広げるを決めます。
最初のご相談で、いっしょに確かめること
※期間と範囲は、連携先やデータの量、セキュリティの要件に合わせて個別に決めます。
Security
AIエキスパートは、chai+の基盤の上で動きます。登録する資料は、目的と機密の区分、閲覧できる人の範囲を確かめてから選びます。
Customers
Technology & Blog
chai+の開発元であるデフィデ株式会社は、次の特許を取得しています。
社内の判断基準を生成AIに反映するには?AIエキスパートの仕組みと導入手順
生成AIに社内の判断基準を反映する方法を解説。プロンプト・RAG・ファインチューニングの違いから、導入手順、活用例、運用時の注意点まで紹介します。
記事を読む
FAQ
ほかのご質問は、お問い合わせからお寄せください。
社内の専門家(管理職・熟練者・業務の責任者)が大切にしている判断基準と業務知識を登録し、従業員の相談や資料のレビューに答えるchai+のボット種別です。FAQボット、AIボイスボット、汎用AIチャットに続く、4つめのボットです。
いいえ。AIエキスパートが示すのは、登録された判断基準に照らしたレビュー案や確認事項です。承認、評価、価格、処遇などの最終判断は、権限を持つ人が行います。
FAQボットは、承認済みのQ&Aから決まった答えを返します。汎用AIチャットは、社員が日々の業務で生成AIを使うためのものです。AIエキスパートは、特定の専門家の判断基準に照らして、資料の足りない点や次に確認することを示します。答えが1つに決まらない相談やレビューに向いています。
最初から追加学習を前提にはしません。まずは判断基準の整理、役割の指示、社内資料の検索、回答の評価を組み合わせて品質を高めます。追加学習は、それでも解決しにくい課題が確認された場合に、個別に検討します。
AIエキスパートが重視するのは、口調よりも「何を、どの順で確認するか」という判断の観点です。どこまで本人らしい表現にするかは、専門家本人と組織の責任者が確認して決めます。本人そのものと誤解されない表現にします。
同じような相談やレビューが繰り返し発生し、参照する資料と判断の観点を整理できる業務が向いています。営業提案のレビュー、設計やコードのレビュー、品質の確認などが候補です。まずは1つの部門・1つの業務に絞って試します。
利用目的、機密の区分、閲覧できる人の範囲、個人情報の有無を確かめてから対象を選びます。個人のチャットやメールを一括で登録することはおすすめしません。参照する範囲は、お客様の環境で事前に確かめます。
使われません。登録した資料も、相談で入力した内容も、AIの学習には使わず、ほかの用途にも回しません。chai+を運営するデフィデ株式会社は、ISMS(ISO/IEC 27001)とプライバシーマーク(JIS Q 15001)の認証を受けています。
判断の観点を言葉にして残しておくこと自体が、後任への引き継ぎの資料になります。内容は後任の責任者が見直し、組織として更新していきます。
できます。1つの部門、1〜2名の専門家の判断軸に絞り、8週間ほどで効果と安全性を確かめる進め方を例としてご用意しています。期間と範囲は、連携先やデータの量、セキュリティの要件に合わせて決めます。