業務用カラオケ事業ほか
株式会社第一興商
店舗から本部への問い合わせ対応を、社内資料にもとづくAIの回答で自動化
- 課題
- 店舗から本部に寄せられる問い合わせへの対応工数と、社内ドキュメントの探しにくさ
- 重視した点
- 回答の精度、学習のさせやすさ、学習していない一般論で答えないこと、運用の負荷
- 導入後
- 既存の社内資料を学習させるだけで、特別な調整をせずに実用レベルで活用
※chai+の資料検索型AIチャット(RAG)として導入いただいた事例です。
インタビューを読む特許取得第7823852号
有給の取り方、経費の締め日、PCのパスワード。社員が毎日のように聞く質問への答えを、就業規則やマニュアルからAIが書き起こします。社員に表示されるのは、人事・総務・情シスが目を通して承認した回答だけ。規程と食い違う案内を出さずに、担当者が同じ説明をくり返す時間を減らせます。
今ある資料から、そのままつくれます
About
社内ヘルプデスク向けFAQボットは、社員の「これ、どうすれば?」に、社内規程やマニュアルにもとづく決まった答えを返す、社内専用のFAQ窓口です。 答えのもとになるQ&Aは、AIが社内資料から書き起こし、人事・総務・情報システムの各担当者が内容を確認してから社内に公開します。社員は規程の正式な用語を知らなくても、思いついた言葉から質問を選ぶだけで答えにたどり着けます。
社内の問い合わせは、答え方で3つに分けられます。FAQボットに載せるのは、規程やマニュアルで答えが決まっている質問です。
FAQボットで答える
規程やマニュアルで、答えが決まっている質問
このページのFAQボット担当部門が承認したQ&Aを、候補から選ぶだけで表示します。
資料を検索して答える
資料のどこかに書いてある、幅広い質問
資料検索型のAIチャット(RAG)登録した資料から回答をつくり、参照元を示します。chai+ FAQボットも、Q&Aにない質問はこの方法で答えます。 社内ヘルプデスク向けAIチャット
担当者が対応する
個別の事情で、判断が必要な相談
人事・総務・情シスの担当者FAQで解決しなかった質問と相談に、集中して対応できます。
Problem
答えが見つからない、見つけた情報が古い、念のため担当者に確かめておきたい。社員がそう感じると、しくみを用意していても、問い合わせは担当者に戻ってきます。担当者は1件数分の対応のために、そのつど自分の仕事を中断することになります。
お疲れさまです。時間単位の有給って、うちの会社にありましたっけ?
子どもが生まれたら、扶養の手続きは何が必要ですか?
祖母の葬儀で休みたいのですが、特別な休暇はありますか?
引っ越したので住所変更をしたいです。どこから申請すれば…
在宅勤務の日の通勤手当って、どうなりますか?
時間単位の有給って、うちの会社にありましたっけ?
FAQで解決子どもが生まれたら、扶養の手続きは何が必要ですか?
FAQで解決祖母の葬儀で休みたいのですが、特別な休暇はありますか?
FAQで解決引っ越したので住所変更をしたいです。どこから申請すれば…
FAQで解決来月から時短勤務にしたいのですが、相談できますか?
担当者が対応※やり取りはイメージです。
規程のどこに書いてあるのか、
わからない
規程にあるのは「慶弔休暇」でも、社員が知りたいのは「祖母の葬儀で休めるか」。社内FAQがあっても、正式な用語を知らなければ、検索欄に何を入れればよいかもわかりません。
思いついた言葉を入れると、近い質問が候補に並ぶ。用語を知らなくても選べる
前に見たページの情報が、
古かった
改定のたびに社内FAQを書き直すのは手間がかかり、後回しになりがち。一度古い情報を見た社員は、次から担当者に確かめるようになります。
改定後の規程からQ&Aを書き起こし直し、確認を通ったものだけを載せる
念のため、
担当者にも確かめておきたい
休暇の日数や給与のように間違えられない話は、資料から組み立てられた説明よりも、担当部門が確認した決まった答えのほうが安心できます。確認済みだとわからない答えでは、結局は担当者に確認が来ます。
担当部門が確認した文面を、だれにでも同じように表示する
Example
規程やマニュアルは正確でも、社員がふだん使う言葉では書かれていません。AIは条文を読み、社員が実際に口にしそうな聞き方で質問をつくります。回答は条文にもとづき、担当部門の確認を経て公開されます。
人事就業規則.pdf 第24条(慶弔休暇)
| 規程の記載 | 社員の聞き方でつくった質問 | 担当部門が確認した回答 |
|---|---|---|
| (4)祖父母・兄弟姉妹が死亡したとき 2日 | 祖母の葬儀で休みたいのですが、特別な休暇はありますか? | 祖父母が亡くなった場合は、2日の慶弔休暇を取得できます。 |
| (1)本人が結婚するとき 連続5日 2 慶弔休暇は有給とする。 |
結婚したら、休みは何日もらえますか?給料は減りますか? | 本人の結婚では、連続5日の慶弔休暇(有給)を取得できます。休暇中も給与は減りません。 |
| 取得する場合は、事前に所属長を経て人事部に届け出なければならない。 | 慶弔休暇は、だれに申請すればいいですか? | 事前に所属長に伝えたうえで、人事部に届け出てください。 |
総務総務ハンドブック.docx 3. 備品の購入・各種申請
| 規程の記載 | 社員の聞き方でつくった質問 | 担当部門が確認した回答 |
|---|---|---|
| 1件1万円未満の事務用品は、各部署の予算の範囲で、購買システムから注文できる。 | ボールペンやクリアファイルは、どうやって頼めばいいですか? | 1件1万円未満の事務用品は、部署の予算の範囲で購買システムから注文できます。 |
| 1万円以上の物品、または家具・什器を購入する場合は、事前に総務部の承認を得る。 | モニターを買いたいのですが、自分で注文していいですか? | 1万円以上の物品は、注文の前に総務部の承認が必要です。 |
| 名刺は社内ポータルの「名刺申請」から発注する。納品までは5営業日程度かかる。 | 名刺が切れそうです。どこで頼めて、何日で届きますか? | 社内ポータルの「名刺申請」から発注できます。届くまでは5営業日ほどです。 |
情シスPC・アカウント手順書.pptx 12ページ「社外からの接続」
| 規程の記載 | 社員の聞き方でつくった質問 | 担当部門が確認した回答 |
|---|---|---|
| 社外から社内システムを使うときは、VPNに接続してから利用する。接続できないときは、PCを再起動してから再度接続する。 | 自宅だと、勤怠システムが開けません。 | 社外から使うときは、先にVPNに接続してください。つながらないときは、PCを再起動してからもう一度接続します。 |
| 私物のPC・スマートフォンから社内システムに接続してはならない。 | 私用のスマホで、社内のシステムを見てもいいですか? | 私物のPCやスマートフォンからの接続は禁止されています。会社が貸与した端末を使ってください。 |
| VPNの初回設定は、社内のネットワークに接続した状態で行う。 | 新しいPCのVPN設定、家でやってもいいですか? | 初回の設定は、会社のネットワークにつないだ状態で行ってください。 |
※架空の会社の規程を使った例です。実際にできるQ&Aは、読み込む資料によって変わります。回答には、引用元の資料名と箇所が付きます。
Update
改定後の規程を登録し直し、AIが書き起こし直したQ&Aを担当部門が確認して承認します。施行日までに承認を済ませておけば、施行日の朝から新しい規程に沿った答えを返せます。
3/25改定版が確定
新しい版のファイルを登録し、改定前のファイルと入れ替えます。古い版を残さないことで、改定前の内容が答えに混ざりません。
3/26Q&Aを書き起こし直す
改定後の規程から、AIが質問と回答をつくり直します。かかる時間は資料の量により、数分〜数十分です。
3/27〜担当部門が確認
改定された条文に関わるQ&Aを中心に読み、言い回しを整えて承認します。人事の規程なら人事、ITの手順なら情シスが確認します。
4/1施行日
承認したQ&Aだけが社内のFAQボットに並びます。社員は施行日から、改定後のルールに沿った答えを受け取れます。
Comparison
社員が社内のルールや手順を調べる4つの方法を比べました。どれか1つが優れているのではなく、質問の種類によって向き不向きがあります。
| 比べる点 | 共有フォルダ・ 社内Wiki |
手作業の社内FAQ | AIチャット (資料から回答を生成) |
chai+ FAQボット |
|---|---|---|---|---|
| 用語を知らなくても探せる | △ファイル名や目次を知っている人向け | △登録した言い回しでないと見つからない | ○文章で聞ける | ○思いついた言葉から質問を選べる |
| 規程どおりの答えが返る | ○原文なので正確 | △書いた時点では正確 | △資料にもとづくが、文面は毎回つくられる | ○確認済みの文面がそのまま出る |
| すぐ答えにたどり着ける | ×条文を読んで解釈する必要がある | ○見つかればすぐ読める | △回答の文章ができるまで待つ | ○候補を選んだ時点で表示 |
| 改定に追いつける | ○ファイルを差し替える | ×関係するQ&Aを探して書き直す | ○資料を差し替える | ○差し替えて再生成し、確認する |
| 向いている使い方 | 原文をそのまま確かめたいとき | 質問が少なく、改定もまれなとき | 資料の幅広い内容を調べたいとき | 規程どおりの答えを、毎回同じに返したいとき |
キーワードから候補の質問を示し、選ばれた質問に登録済みの回答を返す仕組みは、デフィデ株式会社が特許を取得しています(特許第7823852号)。
Security
社内の規程や手続きを扱うため、公開範囲・ログインの方法・データの扱いは、導入前に必ず確認されます。よく聞かれる順にお答えします。
Before you start
すべての規程を一度にFAQにする必要はありません。次の3つの手順で最初に載せる質問を決めると、社員にも担当者にも効果が見えやすくなります。
公開したあとは、問い合わせログでFAQにない質問を確かめ、よく聞かれるものからQ&Aを足していきます。
導入効果を試算する社内チャットやメールの1〜2週間分から、同じ内容の質問を多い順に並べます。
答えが規程やマニュアルに書いてある質問をFAQにします。個別の事情で判断が必要な相談は、担当者の対応に残します。
答えが載っている規程やマニュアルの、最新の版を用意します。近く改定される規程は、施行日も確認しておきます。
Case study
業務用カラオケ事業ほか
店舗から本部への問い合わせ対応を、社内資料にもとづくAIの回答で自動化
※chai+の資料検索型AIチャット(RAG)として導入いただいた事例です。
インタビューを読むFAQ
休暇の日数や申請先のように、規程で答えが決まっている質問はFAQボット、資料のどこかに書いてある内容を幅広く調べたいときは、資料を検索して答えるAIチャット(RAG)が向いています。chai+ FAQボットは、Q&Aにない質問には登録した資料から答えるため、1つで両方の使い方を始められます。
就業規則やマニュアルなど、今ある資料をアップロードすると、AIが社員の聞きそうな質問と回答の案を書き起こします。担当部門が内容を確かめて承認すれば、そのまま社内FAQとして公開できます。聞かれそうな質問を洗い出す作業や、回答の原稿を書く作業はいりません。
規程やマニュアルに答えが書いてあり、何度も聞かれる質問から載せます。社内チャットやメールの1〜2週間分から、多い質問を10件ほど書き出すと、最初に作るQ&Aが決まります。個別の事情で判断が必要な相談は、FAQには載せず担当者が対応します。
1つのFAQボットに、各部門の資料からできたQ&Aをまとめて載せられます。社員は部門を意識せずにキーワードで探せます。Q&Aには引用元の資料名が付くため、どの部門が確認すべきQ&Aかもすぐにわかります。
社員が候補の質問を選んだときに表示されるのは、担当部門が確認して承認した回答の文面そのものです。だれが聞いても同じ答えが返るため、聞き方によって内容が変わることはありません。
改定後の規程を登録し直せば、AIがQ&Aを書き起こし直します。担当部門はその内容を確認して承認するだけなので、変わった箇所を探して手で書き換える必要はありません。施行日までに承認しておけば、施行日から新しい規程に沿った答えを出せます。
できます。Q&Aごとに公開範囲を設定でき、社内向けのQ&Aを社外に出さずに管理できます。chai+はSSO(シングルサインオン)とIPアクセス制限にも対応しているため、社員のアカウントや会社のネットワークからの利用に絞れます。
できます。ExcelやCSVにまとめた問い合わせの記録も、規程やマニュアルと同じように読み込めます。このほかWord・PDF・PowerPointのファイルや、WebサイトのURLにも対応しています。
登録してある規程やマニュアルから該当する箇所を探して答え、資料名と箇所を示します。どんな質問が来たかは問い合わせログで確認できるので、何度も来る質問はQ&Aとして承認しておくと、次からは候補から選べるようになります。
どちらも使われません。社員が入力した内容も、登録した規程やマニュアルも、AIの学習を含むほかの目的には使いません。運営会社のデフィデ株式会社は、ISMS(ISO/IEC 27001)とプライバシーマーク(JIS Q 15001)を取得しています。
chai+のUltra版とEnterprise版で使えます。各プランの料金は、料金プランのページでご確認ください。
サービス資料では、FAQ自動生成の流れと料金をまとめています。
お手元の規程やマニュアルを使ったデモや、社内だけに公開する設定のご相談も受け付けています。